2024年11月24日(日)に東海支部会員とその家族合わせて5名の参加で、レザークラフト研修をしました。中学校の教員をしている会員から、「授業でできるレザークラフト」をしたいという提案があり、講師として私の高校の先輩でありレザークラフトを作られている高橋秀幸さんをお招きしました。予定していた会場が急遽決まった名古屋市長選挙のため使えなくなり直前でバタバタしましたが、なんとか教室で使っている神社の社務所に変更して実施できました。
作ったものは、中に膨らみを出すために別の革を入れたキーホルダー。まずは4~5色ある革の中から各自が好きな色を選んでスタート。切り口の処理、接着の仕方、穴を開けて糸を通すやり方などを丁寧に教えてもらって、こんなに小さなキーホルダー1つにもとても手間がかかるということを実感しました。10時~4時の予定でしたが時間に余裕があったので、おまけでもう1つネームタグを教えてもらい作りました。こちらは重ね合わせていないので時間もかからず教室での応用ができそうです。革の切り口の処理については、バッグのガサガサしたストラップを滑らかにできる方法にも繋がるので、さっそく処理に使うためのトコフェロールを購入して手を加えて使いやすくしました。また持ち帰った残りの革で小さなものを作ることもできました。参加した会員からも「端の処理や接着の方法を学べて良かった」という感想が寄せられました。
(東海支部長 薬師寺智子)